夏に流行することの多い病気であるはやり目。
流行性の結膜炎です。
実は我が家の次女が保育園で貰ってきてしまい、そのことによって一家全滅してしまった病気であります。
流行り目の感染力は、想像を絶するほどでした・・・。
そんな恐ろしい病気である流行り目についてまとめてみます。
はやり目の症状のピークは?
まずはやり目とは、流行性角結膜炎という病気です。
いわゆる目が赤くなる結膜炎がこの流行り目の症状なのです。
もちろんそれ以外にもこんな症状が出てきます。<
・目が充血する
・目ヤニが増える
・涙が増える
・まぶたが腫れる
以上の症状が一つでも当てはまれば出来るだけ早めに病院を受診するようにしましょう。
ちなみにはやり目は、学校保健安全法という法律で医師が感染の恐れがないと判断するまで出席停止になる非常に感染力の強い病気です。
保育園、幼稚園への登園、また学校への登校はインフルエンザと同じで停止になります。
ところでこどもの場合、小児科と眼科どちらに行った方が良いのか迷いますよね?
やはり目のことは、眼科にかかることが一番最良な方法なので眼科に行くようにしましょう。
しかしながら、結膜炎の症状のほかに発熱がある場合は、咽頭結膜炎、いわゆるプール熱と呼ばれる病気である可能性があります。
その場合は、小児科にかかるようにしましょう。
実はお恥ずかしながら私、最初に保育士の先生から目の充血を指摘された際、あまり深く考えていなかったのです。
たまたま指摘された日がかかりつけの小児科が休日であったため、普段は行かない小児科へ次女を連れて行ったのです。
そこで、「保育園の先生からプール熱かはやり目かもしれないと言われた。」と言うことを伝えたのですが、小児科医の判断は「汚れた手で目をこすったことによる結膜炎であり、ウィルス性のものではない。よって登園は可能。」と診断を受けました。
医師からそう言われたら普通に登園させてしまいますし、お出かけしてしまいますよね。
実際そうでした。
ですが、どんどん目ヤニや充血が酷くなるんですよね。
そこで、休日を挟んだ4日後今度は眼科を受診したのです。
そこで初めて流行り目と診断され・・・。
そうなんです。
全く知らずに保育園で菌をまき散らしてしまっておりました・・・。
ちなみに実際に医者から貰った点眼薬は、小児科でも眼科でも同じ目薬ではありました。
しかしながら私のように誤診になる可能性もありますので、目の専門医である眼科を受診することをおすすめします。
はやり目の症状の写真は?
実際に流行り目にかかった写真を見たいですよね。
というわけで、私の目の写真を載せてしまいます。
じゃじゃーーん!
こちらです。

目が赤くなっていますよね。
そしてこちらが家族がはやり目になった写真です。
まぶたが腫れていることがわかりますでしょうか?

私の症状としては、目が痒い、そして目が痛い、目が重い・・・。
目をくり抜いて薬液につけて洗ってしまいたいほど辛いです・・・。
私花粉症ではないのですが、花粉症の方はこんな感じなのですかね?
なんとなく花粉症の方の気持ちがわかりました。
そうそう人に移してしまう可能性があるため、もちろん人混みの中に出掛けることは禁止です。
なるべく人と接触しないよう家にいましょう。
ちなみに私は、身体は元気なのに外に出られない、けれどはやり目が完治して元気なこどもがいる・・・、そんな感じです。
はやり目の潜伏期間は?
そんなはやり目の潜伏期間は、7~14日間ほどと言われています。
目の充血や目やにと言った結膜炎の症状が出てからおよそ1週間程度がピークであり、完全に完治するまでは2週間ほどかかります。
ちなみにこのはやり目に有効な目薬はありません。
補助的な役割として他の感染を起こさないための抗菌点眼薬や、炎症を抑えるためのステロイド点眼薬を処方されるくらいです。
治すためには、菌に強い身体を作ることが一番良いでしょう。
栄養を取って、十分身体を休ませることを心掛けてくださいね。
そうそうはやり目は大変感染力が強い病気ですので、家族は患者のタオルと共有しないようにしましょう。
お風呂も一緒に入らないようにし、はやり目にかかった患者は、シャワーだけで済ませるようにするか、なるべく一番最後に入浴をして家族内感染を防ぐようにしましょうね。
実は私、はやり目にかかった次女と同じお風呂に入浴してはいけないとは、自分がかかるまで知らなかったのです。
なので、発熱もしていないので普通に一緒に入浴をしていましたよ・・・。
そういった無知の結果が現在の私のはやり目になってしまった結果です・・。
と言っても次女はまだ2歳なので一人でお風呂に入ることは出来ないんですよ。
でも、入浴させずにシャワーだけで済ませることも出来たのになぁ・・・と今となっては思っています。
まとめ
とても感染力の強い病気であるはやり目。
インフルエンザと同じで学校保健安全法により登園、登校停止の措置が取られる病気です。
もし家族の誰かがかかってしまったら、他の家族がかからないよう、同じタオルは使わない、一緒に入浴はしないと言った予防を取るようにしましょうね。
我が家のように家族内感染をしないよう十分注意を払うことをおすすめします。